2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

砕片


どなたかの「奴隷」でいることは
つらいことなのだろうか。
苦しいことだろうか。
あのひとも、あの子も
気づけば消えてしまった。

「遠慮をするな」
「我慢をしなくていい」
主は言った。
それは、嘘だ。
遠慮も我慢もしないで
ただ我を振りかざすだけで成り立つ
関係性なんてどこにもない。
他者と向き合う以上、必ず。

気遣いと言えば、聞こえがいい。
私は「奴隷」の分を弁えて
そうして主の前に在ろうと決めたのだ。
どれだけ主がその先を見たがっても
「奴隷」の私しか見せないと決めたのだ。

その瞳にどう映ろうと
それはあなたの「奴隷」です。
主様。